海を見ながら暮らしたい
海辺暮らしのデメリット
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海辺暮らしのデメリット

散歩にマリンレジャーにと、気の向くままに海を満喫できるのが海辺暮らしのメリットですが、海辺暮らしならではのデメリットがあるんです。暮らしはじめてから「こんなはずじゃなかった!」とならないためにも、海辺暮らしのデメリットにもしっかり目を向けておいてください。

どうしても
避けられない
「塩害」

海辺暮らしで避けられないのが塩害です。
海辺の家とそうでない家を比べれば、やっぱり海辺の家は傷みやすいです。特に金属部分の腐食のスピードは早くて、エアコンの室外機や車が壊滅的な被害を被ってしまうこともあります。ひどいケースだと、エアコンの室外機を新品からたったの3年程度で交換しなければならなくなったり、車の底に穴が開いたりすることもあるのだとか。
台風が過ぎ去った後には家や車や庭を水で洗い流すなど、普通の住宅ならない手間がかかるのも事実です。風が強い日に海沿いをちょっとドライブしただけでも潮の付着がすごいことを考えると、常に海辺にある住宅や車の塩害が出てしまうのは仕方ありません。

洗濯物は
風向きによる

洗濯物に関しては、風のない晴れた日なら外に干してもカラっと仕上がります。
ただし、潮風が強いと砂と潮とでジャリジャリになってしまうので、布団も洗濯物も常に乾燥機で乾かすようにしているお宅は多いようです。

場所によって
は騒音
トラブルも

海水浴場から近いと、夏場は観光客で一気に騒がしくなります。海から家が波の音が聞こえるほどの距離ならば、人の声や海の家の音楽などが聞こえてくるかもしれません。
夏は車も人も一気に増えるので、海水浴シーズンが終わるまで不便な生活になってしまう場合もあります。

砂と虫に悩ま
されることも

しっかり掃除しているつもりでも、玄関や家の中がなんとなくジャリジャリしてしまうのが海近暮らしの困るところです。
海の砂独特のジャリジャリ感をなんとかなくそうと一生懸命掃除しているのに、風が強いとどうしても入ってきてしまいます。砂浜を散歩すれば靴の裏が砂だらけになるので、海辺暮らしをするなら玄関が砂でジャリジャリになるのはある程度仕方ないとあきらめるしかありません。
床やガラスに付いた砂を拭き取ろうとすると傷つけてしまうので、完璧に砂をオフしようと思ったら水で洗い流すしかありません。砂だけならまだしも、フナムシなどのちょっと気持ち悪い海の虫たちが家の中まで入ってくることもあります。虫が苦手な人にとってはちょっとツライ環境かもしれませんね。
「海辺暮らし」ってなんだかワクワクする響きですが、海辺暮らしならではの苦労があることも覚悟しておく必要があります。