海を見ながら暮らしたい
物件選びのポイント「海との距離感」
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物件選びのポイント「海との距離感」

海が見える部屋に住んでいれば、眺めはいいし散歩も楽しいしでいいこといっぱいです。マリンスポーツや釣りが好きな人なら、趣味にたっぷり時間をかけることだってできますよね。その一方で、水害や塩害といった海辺ならではのデメリットも気になるところです。「住んでみたら想像とまるで違った!」とガッカリしないためには、海と住まいの距離感をよく考える必要があるんです。

起こりうる災害を把握する

海辺の災害で心配なのが津波です。
同じような規模の地震でも、地形や地盤によって想定される被害の程度はまったく違います。
地盤の強いところならなんともないような地震でも、埋立地だと液状化を起こしてしまうこともあります。
海辺で安心して暮らすためには、住みたいエリアの地形や地盤、標高などについてしっかり調べておくことが大切です。
日本は大きな津波を経験しているので、海がある市町村には津波のハザードマップが用意されています。
住みたい家が海に近すぎることが不安の原因になっているならロケーションを最優先にせず、安心して暮らせる距離のところにある住まいを選ぶようにしてくださいね。

塩害対策はこまめな
メンテナンスが不可欠

津波対策なら海からの距離を考えればかなりの確率で防御できますが、問題は塩害対策です。
海近暮らしと塩害は切っても切り離せないので、完全に避けるのではなくうまく付き合っていく覚悟を決めましょう。
塩害を防ぐための塗装などを活用したとしても、完全に塩害を避けることは不可能です。塩害に対抗し続けるためには、メンテナンスをこまめに行うしかありません。
腐食しそうな部分はこまめに水で洗い流し、洗濯物は室内干しか乾燥機で干しましょう。庭の植物も塩害で枯れてしまう場合があるので、植え方や植える場所には要注意です。
使っていない自転車やエアコンの室外機などは、カバーをかけておくと安心ですよ。津波対策と同じで、塩害を少しでも小さくしたいなら無理せず海が見える程度の距離のところに住まいを探してみてください。

地元の不動産屋さん
が頼りになる

知らない土地のことを個人で調査するってけっこう大変ですし、調べられることには限界がありますよね。
そこで頼りになるのが地元の不動産屋さんです。
不動産屋さんなら、海辺暮らしのメリットもデメリットも両方熟知しているので、確実な情報を早くゲットできます。
「水害や塩害に強くて海が見える部屋を探したい」と相談すれば、条件に合う物件を探してくれますよ。